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活動報告一覧
令和7年度 視察研修事業 淡路島香川県視察研修
令和7年度 青年部視察研修事業を実施しました
京丹後市商工会青年部では、令和8年1月26日(月)・27日(火)の2日間にわたり、令和7年度青年部視察研修事業を実施しました。
本年度は「防災」をテーマに、BC型補助金を活用した実地視察研修として、兵庫県淡路市の千年一酒造株式会社、ならびに香川県の金刀比羅宮および門前町を視察しました。
今回の研修では、単なる視察にとどまらず、災害に強い経営体制のあり方、地域資源の活かし方、そして文化・観光資源を地域経済へつなげる視点について、多くの学びを得ることができました。
千年一酒造株式会社 視察
~震災を乗り越えた酒蔵から学ぶ「事業継続」と「地域とのつながり」~
兵庫県淡路市にある千年一酒造株式会社は、明治期創業の140年以上の歴史を持つ酒蔵です。
同社は、1995年に発生した阪神・淡路大震災により酒蔵が全壊するという甚大な被害を受けながらも、地域住民や取引先、顧客からの支援を受けて再建を果たし、現在も地域に根ざした酒造りを続けておられます。
視察では、震災を経験した事業者だからこそ語れる防災の重要性や、平時からの備え、情報共有、取引先との信頼関係の維持など、**事業継続力(BCP)**の本質について学ぶことができました。
京丹後市においても、豪雨災害や地震など自然災害への備えは重要な課題であり、今回の視察を通じて、各事業者が自らの経営を見つめ直し、防災・減災の視点を取り入れていく必要性を改めて実感しました。
また、蔵元見学では、淡路島の風土や地元産の酒米を活かした酒造り、地域農業との連携、さらには試飲会や文化イベントを通じた地域コミュニティ形成など、地域と共に歩む事業づくりの姿勢にも大きな学びがありました。
伝統を守りながらも、新たな価値を生み出し続ける取り組みは、青年部活動や地域事業を考えるうえでも大変参考となるものでした。
金刀比羅宮・門前町 視察
~文化資源を「守る」だけでなく「活かす」地域づくり~
続いて、香川県の金刀比羅宮および門前町を視察しました。
金刀比羅宮は、古くから「海の守り神」として信仰を集め、現在も全国から多くの参拝者が訪れる、日本有数の観光拠点です。
今回特に印象的だったのは、神社単体で観光が完結するのではなく、参道沿いの飲食店や宿泊施設、土産物店など、門前町全体が一体となって観光客を受け入れる仕組みがしっかりと構築されていた点です。
参拝前後の飲食・買い物・宿泊へと自然な人の流れが生まれ、観光消費が地域内で循環する仕組みは、地域経済の活性化における非常に優れた事例であると感じました。
また、香川県の「うどん県」プロモーションに代表されるように、地域資源を分かりやすく、親しみやすく発信することで、全国に強いブランドイメージを浸透させてきた手法も大きな学びとなりました。
京丹後市においても、神社仏閣、歴史、伝説、食、文化など、数多くの地域資源が存在しています。これらを個別に捉えるだけでなく、ストーリー性のある観光ルートや体験型コンテンツとして再構築し、地域全体で価値を高めていくことの重要性を改めて感じる視察となりました。
今回の視察研修を通して
今回の視察研修を通じて、防災と地域経済、文化振興はそれぞれ別のものではなく、相互に連動させて考えることが重要であると強く感じました。
千年一酒造株式会社では、震災という困難を乗り越えながら事業継続力を高め、地域と共に再生してきた姿勢から、平時からの備えの大切さを学びました。
また、金刀比羅宮や門前町、そして香川県のブランド戦略からは、地域資源を分かりやすく発信し、地域全体で価値を高めていく仕組みづくりの重要性を実感しました。
京丹後市商工会青年部としても、今回得た学びを今後の活動にしっかりと活かし、
災害に強い地域づくり、地域資源を活かした魅力発信、そして持続可能な地域経済の実現に向けて、引き続き積極的に取り組んでまいります。
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| 2026/03/23 |


